ちがうねん(絵本)台詞と絵の違いがついツッコミたくなります



ジョン・クラッセン 著
長谷川義史 翻訳
おすすめ年齢:2~5歳児

■あらすじ■
海か川か分かりませんが、
一匹の小さな魚が泳いでいました。

その魚の身体の大きさにぴったりの帽子をかぶっていました。
でもその帽子は大きな魚の帽子を勝手に取ってきたものでした。

小さな魚は「僕の方が似合うからええねん」と言っていましたが、
大きな魚はどうするのでしょうか…

■レビュー■
著者の原作がどういったものか分かりませんが、
この本の中に出てくる魚の台詞は全て関西弁です(笑)
まずタイトルからしてそうですんものね。

終始「小さな魚」のセリフで物語が進んでいきます。
そしてまた、小さな魚の台詞と大きな魚の行動が違っていてとてもおかしいです。
例えば、「大きな魚が寝てる間にこの帽子とってきてん、きっとまだ寝てるわ」と言った台詞の下の絵で、
大きな魚は目をぱっちり開いたり、
「まあ帽子が無いこと気付いたとしても、僕のこと怪しまへんわ」と言った時に、
大きな魚は怪しむ目をしていたりとことごとく小さな魚の思惑は外れます(笑)

極め付けは、海藻に逃げる時にカニに見られてしまいますが、
小さな魚は「ここに逃げたのはカニと僕との秘密やねん、心配いらんわ」と言っていますが、
その次のページでカニは大きな魚に逃げた場所を教えています(笑)

こんな調子で大人でも笑えてしまうほどユーモアのある絵本です。
最後は大きな魚と小さな魚でどの様なやりとりになったのかが読者にはわからないように描かれており、
想像力を引き立てます。



style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-8111294541304324"
data-ad-slot="4545456387"
data-ad-format="auto">


■読んだ子どもの姿■
年齢が低い子どもは「魚おっきい!」や「あ、カニだ」などと絵が大きいので、
見たままの反応をしますが、
4、5歳児になると、「起きてる起きてる」や「怪しんでるー」などと、
絵本にツッコミを入れてくれます。

最後の海藻のジャングルに逃げ込んだ後も
「ケンカしてるのかな」「お話合いしてるんじゃない?」
などと、いろいろな想像をしてくれており、
すっかり絵本に引き込まれています。


台詞もページ数も少なく、イラストが大きいので、
読み聞かせやすく、子どももとっつきやすい絵本ではないでしょうか。
ぜひ読んでみてください。


にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ



style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-8111294541304324"
data-ad-slot="4545456387"
data-ad-format="auto">


この記事へのコメント