りんごかもしれない(絵本)何気なくあるものを疑うことで空想が広がる楽しい絵本です

 
ヨシタケシンスケ 著
ブロンズ新社 出版
おすすめ年齢:4~5歳児
 
■あらすじ■
ある日、学校から帰った僕がテーブルを見てみると、
一つのりんごがありました。
でもこのリンゴ、”リンゴじゃないのかもしれない”と思い、
いろいろな可能性を考えてみました。
もしかしたら中身がぶどうゼリーかもしれないし、
見えてない反対側がみかんかもしれないなどと
考えていくうちにどんどん空想が膨らんでいって…
 
style="display:block; text-align:center;"
data-ad-layout="in-article"
data-ad-format="fluid"
data-ad-client="ca-pub-8111294541304324"
data-ad-slot="4208692267">
■レビュー■
りんごという子どもが必ず知っていて、とっつきやすいものが主役の絵本です。
主人公の僕は「りんごがある」という、普通では何も考えないことを
いろいろ疑います。
先ほどみたいに中身がぶどうゼリーかもしれないと思ったり、
何かの生物の卵じゃないかと思ったり、
りんごには兄弟がたくさんいるんじゃないかと考えたりと、
どんどん発想が飛躍していって楽しくなってきます。
特に兄弟のくだりは、五十音全員いて、
読み手泣かせですが、子どもは嬉しそうに聞いてくれます。
また空想の内容も、ナシになりたかったのにりんごになったなどの外見上の事から、
「褒められるとツヤツヤになる」などの内面についても考えていたり、
そもそも「なんでここにあるんだ」といった状況的なことも考えていて、
僕の考えが止まりません(笑)
表紙や途中で挟まれるりんごを使った挿絵も、
解体新書やグラフ、ニュートンの万有引力など大人が見てクスッとなるものがあります。
”想像力を膨らませる”といった力の導入としてとても良い絵本ではないでしょうか。
 
■読んだ子どもの姿■
りんごが「本当は〇〇かもしれない」ということを読むたびに
「え~!」「そんなわけないでしょ」などとツッコミを入れてくれます。
りんごがポストになりたかった、のところでは
「確かに赤がおんなじだね」などと共通点に気づいていたりと、
読むだけでいろいろと頭を働かせてくれることでしょう。
子どもからはリクエストはあまりない絵本ですが、
この絵本を選ぶと「おー、りんごかもしれないだ!」と喜んでくれます。
 
普通の絵本とは一味違ったテイストのこの絵本、
一度ご覧ください。
 
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ
 
 
 
style="display:block"
data-ad-client="ca-pub-8111294541304324"
data-ad-slot="4545456387"
data-ad-format="auto">
 

この記事へのコメント