おおきなかぶ(絵本)繰り返しとはっきりしたオチが子どもを引き込む名作です



A・トルストイ 再話
内田莉莎子 訳
佐藤忠良 絵
福音館 出版
おすすめ年齢:1~5歳


■あらすじ■
おじいさんが庭にかぶの苗を植えました。
「大きなカブになれ、甘いカブになれ」と世話をすると、
とてつもなく大きなかぶができました。

しかし大きすぎて収穫するのが大変。
おじいさん一人では引っこ抜けないので、
おばあさんを呼んできましたが、それでも抜けません。
それでおばあさんは孫を呼んできて…





■レビュー■
紹介するのもおこがましいですが、
とても有名なロシアの昔話です。

いろいろな出版社から「おおきなかぶ」は出版されていますが、
福音館の横長のこの本が一番有名だと思います。

題材はシンプルで明解で、大きすぎるかぶをなんとか抜こうと
おじいさんがおばあさんを呼び、
おばあさんが孫を呼び、
孫が犬を呼び、と抜けないたびに一人(一匹)ずつ応援を増やしてがんばります。

同じことの繰り返しなのが子ども達にもとっつきやすく、
なかなか抜けないことで、
最後にかぶが抜けたときの喜びや達成感を子どもも味わえます

保育士が読み聞かせをすることの練習にも最適な本で、
「うんとこしょ、どっこいしょ」を感情込めて読んだりと
読み手が楽しく読むことで単純な内容でも、
子ども達は熱い気持ちで聞いてくれます。

また、絵もユーモアがあり、
おじいさんが一人で抜こうとして抜けなかった時の「やれやれ」とした姿や
おばあさんが孫を呼んでいる間のへたりこんだ姿など、
大人もクスっとされます(笑)

■読んだ子どもの姿■
初めて読んだ時には、どんどんと増える登場人物に驚いたり、
かぶがなかなか抜けなくて、「また~」などとじれたりと、
すぐに絵本の世界にのめり込んでくれます。

「うんとこしょ、どっこいしょ」の掛け声も、
三度目の孫あたりから一緒に言ってくれ、
最後抜けた時には「やったー!」と自分のことの様に喜んでくれます。


単純で、ページ数も多くなく、
かぶを抜くという目的も明確なので、
何度読んでも子どもは飽きません。

どこの保育園にもあるでしょうが、
また読んでみてください。



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